沼高日誌2021

カテゴリ:報告事項

沼高祭ポスターとTシャツ

 過日開催される予定であった『2021 沼高祭』は、新型コロナ感染症拡大による緊急事態宣言により中止となりましたが、生徒は中止決定のギリギリまでさまざまな準備をしてきました。沼高祭ポスターでは、3年髙橋君が「闘魂~漢たちの舞」というテーマで作成してくれました。また、沼高祭Tシャツでは、ライムグリーンを基調としたTシャツに「沼高の校章」と「闘魂」と文字を入れデザインされました。
 ターコイズブルーのTシャツは沼高祭実行委員になります。

  

 

 ↑↑↑ 沼高祭ポスターは校内に掲示してあります! ↑↑↑

●2年3組の様子

 

 分散登校中、できあがった沼高祭Tシャツを着て、自宅にいるクラスメートと写真を撮りました。
 1ヶ月続いた分散登校やオンライン授業の中でも、しっかりと生活リズムを整えながら沼高生らしく学校生活を過ごしていました。
 10月にはクラスマッチがおこなわれる予定なので、頑張ろう!!

ドイツホストタウン オンライン交流事業 第3弾 発表会へ参加

 ドイツのホストタウンである自治体の高校生が、ホストタウンの取組を通じた「共生社会の実現」や「地域活性化」の現状と課題をテーマに今年度4月から内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の主催で、本校の生徒4名が積極的に参加し、8月中旬に課題発表をオンラインで実施しました。
 また、当日は沼田市の五十嵐靖男副市長様にも同席していただき、コメントをいただきました。
今回このような貴重な体験ができたこと感謝申し上げます。代表生徒は日々の生活の中でドイツと日本について、大学教授や大学生、他の自治体の生徒と一緒にオンラインを通し学習を積み重ねてきました。

★4名の生徒は以下のテーマで発表をおこないました。
「ホストタウン高校生がドイツから学び・考える地域の課題解決」
~高校生が考えるホストタウンの取組を通じた「共生社会の実現」・「地域活性化」のために私たちができること〜

〇今回は、オリンピックに出場するドイツフェンシングチームへの応援動画と一緒に交流事業の様子も入れて動画編集しましたのでご覧ください。
  ドイツフェンシングチーム応援動画

〇発表会の模様も含めたホストタウン特集につきまして、9月19日(日)付読売新聞朝刊全国版で掲載予定ですので、ぜひご覧ください。

〇沼田市役所のホームページにも詳細が載っていますので、ぜひご覧ください。
  ドイツホストタウン交流事業 

 

 

   

【参加生徒の感想】
●約3ヶ月間、私はこのドイツホストタウン交流事業に参加させていただきました。この交流事業で、私はとても貴重な経験をさせていただきました。私よりも圧倒的に社会的立場の高い、沢山の経験を積んできたまさに人生の見本と言えるような方々にインタビューをして、私は、今までよりも圧倒的に広い世界を実感させられ、自分の生き方を考え直させられました。
私はこの人生の糧になるような素晴らしい体験をさせてくださった全ての人に最大の感謝を伝えたいと思います。沼高生の皆さん、次は皆さんがこの素晴らしい体験をする番です。勇気を出してこのような事業にぜひ参加していってください。

●終わってみればあっという間だったこの3ヶ月にも及ぶ今回のドイツ交流事業は今後の人生で一度有るか無いかの大きなイベントであったように感じます。最後の一週間は連日深夜まで作業があり正直大変でしたがなんとかやり遂げることができ、最後の発表を終えたときには今までに感じたことの無い達成感に包まれました。もしも今後このような活動があれば是非参加したいと思っています。
 今回の活動は読売新聞のご担当者様をはじめ、慶應義塾大学の教授及びチューターの方々や全国各地の高校生、国内外の専門家の方々の協力が無ければなし得なかった事であり、感謝の念に堪えません。稚拙な文章ではありましたが私の感想とさせていただきます。

●今回この交流事業に参加して、普段の学校生活では経験できないことをたくさん経験することができました。県の違う高校生同士の交流はもちろんですが、地域活性化というあまり考えたことのない、しかも答えのない難しいことを考えるということはとても新鮮で、そのプロセスはこれからに生きてきそうなことばかりでした。
この数か月ではあまりいい答えが出なかった気がしています。これからもこの難題にどう立ち向かうか、日ごろから考え将来地域に貢献できるよう成長できたらと思っています。

●このドイツ交流事業の活動を通して、私たちは共生社会、地域活性化についての考えを深め、自分たちで提言をつくることができました。提言をまとめるにあたって、三ヶ月ほどのミーティングや取材をしてきました。ときには、夜遅くまで作業をしなくてはならない日や予定が詰まってしまう日などがあり、この事業に参加したことを恨めしく思ってしまう日もありましたが、最終的に私はとても貴重な経験をすることができました。この事業に参加していなかったら、会えなかった人が沢山いますし、知ることのなかったことも多くあったでしょう。また、海外の人との取材を通して新しい視点を得ることもできました。提言を考えるにあたっても多くの試行錯誤があり、色々な案に触れてきましたが、最後にはみんな良い発表をすることができ、とても有益な時間になったと感じます。この経験で学んだことは今後必ず役に立つと思います。また、この事業を通して築くことができた人間関係も大事にしたいと思いました。

教育実習生による地理の授業実践

 5月31日~6月18日までの3週間、本校に教育実習生が来て多くのことを学んでいただきました。
2年地理では、ICTの積極的活用を授業実践に取り入れ、生徒は教育実習生の授業に真剣に取り組んでいました。今回はGIS(地理情報システム)を使用して、「景観写真から読み取れる気候区分」に焦点をおき、生徒は、Google Earthから現地に行きスクリーンショットをして、その写真を使用してスライドを作り全員で共有する内容にもチャレンジしました。また、今後の状況を考え実習期間中1度、校内でGoogle Meetを使用してのオンライン授業を指導担当の指導の元、実践しました。
 3週間あっという間でしたが、教育実習生はクラス生徒とも距離を縮め、最後にはクラスサプライズの本校誇りの「五常の鐘」前で、校歌を電子ピアノで弾き感謝の気持ちを込め手拍子を入れ送りました。
3週間ありがとうございました!

  

 

・校内オンライン授業の実践の様子 (生徒は各クラスに5名程度にわかれ授業を受けました。)

  

・最終日、クラスサプライズによる校歌斉唱(五常の鐘前での校歌演奏と委員長挨拶)

〈教育実習生より〉
沼田高校での教育実習を振り返ると,本当に色々なことに挑戦させていただいたことを嬉しく思います。今回の実習では,コロナウイルスの影響で昨年行った実習では難しかった生徒とのコミュニケーションと,一人一台端末を生かしたICTを活用した授業を特に意識しました。生徒との関わりでは,授業に加え,HRや休み時間,部活動などで生徒とコミュニケーションをとる中で少しずつ生徒との距離が縮まるのを感じ,嬉しく思いました。ICTを活用した授業としては,動画学習やGISサイトの活用を取り入れたほか,オンライン授業を実践しました。色々と挑戦していく中で失敗も多くありましたが,多くの学びを得るとともに,実習を通して成長することができました。また,教科や生徒指導以外にも,たくさんの先生方にご指導いただき,教員という仕事の難しさと,その魅力を改めて実感することができました。今回の実習で得た貴重な経験を,自分の教員人生に生かしていきたいと思います。3週間,本当にありがとうございました。

 

 

ドイツ ホストタウンオンライン交流事業 第2弾

  

 6月22日、23日と16時から沼田高校会議室にて、ドイツ交流事業第2弾がオンラインでおこなわれました。
6月22日は、ヤマガタデザイン様の山中様より、地域の課題解決についてご講義をいただきました。
 6月23日は、元パラアイスホッケー選手・バンクーバー2010大会銀メダリスト 上原大祐さんからたくさんのことを教えていただきました。生徒は、ドイツ交流事業を通し、多くの方にご講義いただきドイツやオリンピック、パラリンピックなど幅広い内容を深く学んでいます。また、ホストタウンラジオでのインタビューを代表生徒がZOOMにて答えていました。8月の最終発表に向けて、現在大学生チューターの方と研究を進めています。

  

  

【生徒より】
 6月22日にヤマガタデザインの山中様、23日に元パラアイスホッケーの本代表の上原様へのインタビューが行われました。山中さんは山形県庄内地方の地域問題の解決、上原さんは身体に障害を持つ方のみならず、すべての人々が暮らしやすくなるための活動をされています。
 お二方には自分の体験談や今の社会の問題点など、私にとってものすごく刺激的ではっとさせられるようなお話をしていただけました。
 これからもドイツとの海外交流は続いていくので暖かく見守っていただけると嬉しいです。(H君)