沼高日誌2021

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ドイツホストタウン オンライン交流事業 第3弾 発表会へ参加

 ドイツのホストタウンである自治体の高校生が、ホストタウンの取組を通じた「共生社会の実現」や「地域活性化」の現状と課題をテーマに今年度4月から内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の主催で、本校の生徒4名が積極的に参加し、8月中旬に課題発表をオンラインで実施しました。
 また、当日は沼田市の五十嵐靖男副市長様にも同席していただき、コメントをいただきました。
今回このような貴重な体験ができたこと感謝申し上げます。代表生徒は日々の生活の中でドイツと日本について、大学教授や大学生、他の自治体の生徒と一緒にオンラインを通し学習を積み重ねてきました。

★4名の生徒は以下のテーマで発表をおこないました。
「ホストタウン高校生がドイツから学び・考える地域の課題解決」
~高校生が考えるホストタウンの取組を通じた「共生社会の実現」・「地域活性化」のために私たちができること〜

〇今回は、オリンピックに出場するドイツフェンシングチームへの応援動画と一緒に交流事業の様子も入れて動画編集しましたのでご覧ください。
  ドイツフェンシングチーム応援動画

〇発表会の模様も含めたホストタウン特集につきまして、9月19日(日)付読売新聞朝刊全国版で掲載予定ですので、ぜひご覧ください。

〇沼田市役所のホームページにも詳細が載っていますので、ぜひご覧ください。
  ドイツホストタウン交流事業 

 

 

   

【参加生徒の感想】
●約3ヶ月間、私はこのドイツホストタウン交流事業に参加させていただきました。この交流事業で、私はとても貴重な経験をさせていただきました。私よりも圧倒的に社会的立場の高い、沢山の経験を積んできたまさに人生の見本と言えるような方々にインタビューをして、私は、今までよりも圧倒的に広い世界を実感させられ、自分の生き方を考え直させられました。
私はこの人生の糧になるような素晴らしい体験をさせてくださった全ての人に最大の感謝を伝えたいと思います。沼高生の皆さん、次は皆さんがこの素晴らしい体験をする番です。勇気を出してこのような事業にぜひ参加していってください。

●終わってみればあっという間だったこの3ヶ月にも及ぶ今回のドイツ交流事業は今後の人生で一度有るか無いかの大きなイベントであったように感じます。最後の一週間は連日深夜まで作業があり正直大変でしたがなんとかやり遂げることができ、最後の発表を終えたときには今までに感じたことの無い達成感に包まれました。もしも今後このような活動があれば是非参加したいと思っています。
 今回の活動は読売新聞のご担当者様をはじめ、慶應義塾大学の教授及びチューターの方々や全国各地の高校生、国内外の専門家の方々の協力が無ければなし得なかった事であり、感謝の念に堪えません。稚拙な文章ではありましたが私の感想とさせていただきます。

●今回この交流事業に参加して、普段の学校生活では経験できないことをたくさん経験することができました。県の違う高校生同士の交流はもちろんですが、地域活性化というあまり考えたことのない、しかも答えのない難しいことを考えるということはとても新鮮で、そのプロセスはこれからに生きてきそうなことばかりでした。
この数か月ではあまりいい答えが出なかった気がしています。これからもこの難題にどう立ち向かうか、日ごろから考え将来地域に貢献できるよう成長できたらと思っています。

●このドイツ交流事業の活動を通して、私たちは共生社会、地域活性化についての考えを深め、自分たちで提言をつくることができました。提言をまとめるにあたって、三ヶ月ほどのミーティングや取材をしてきました。ときには、夜遅くまで作業をしなくてはならない日や予定が詰まってしまう日などがあり、この事業に参加したことを恨めしく思ってしまう日もありましたが、最終的に私はとても貴重な経験をすることができました。この事業に参加していなかったら、会えなかった人が沢山いますし、知ることのなかったことも多くあったでしょう。また、海外の人との取材を通して新しい視点を得ることもできました。提言を考えるにあたっても多くの試行錯誤があり、色々な案に触れてきましたが、最後にはみんな良い発表をすることができ、とても有益な時間になったと感じます。この経験で学んだことは今後必ず役に立つと思います。また、この事業を通して築くことができた人間関係も大事にしたいと思いました。